「一人ひとりが社長のつもりで」の言葉が響いた
中・高校生の頃、自宅から1番近い楽器店が島村楽器で、よく遊びに行っていました。いつも、とくに何かを買うわけでもない学生に対してもスタッフがフレンドリーな対応をしてくれていたので、とてもいい印象を持っていました。
また説明会に参加した際に、当時の社長(創業者 島村元紹)が「スタッフ一人ひとりが社長のつもりで営業しなさい」という話をされ、その言葉に強く惹かれて入社を希望するようになりました。会社に所属したら、マニュアルや規則に縛られるものだというイメージを持っていたので、当時の社長(創業者 島村元紹)の言葉は「自分の好きなことをしなさい」と言ってもらったように感じられ、なおさら心に響いたのだと思います。
お客様の成長に繋がるアフターフォローを意識
営業エキスパート(※)として、楽器販売、メンテナンス、店舗管理、そしてスタッフの育成を行っています。もともとギターやベース以外の楽器にはほとんどなじみがなかったので、入社1年目は詳しいスタッフに色々なことを教えてもらいながら商品知識を身に付けました。
現在は様々なお客様のニーズを敏感に読み取り、商品ラインナップを変えていくことが難しくもありますが、商品担当者として面白みを感じています。過去にはあるメーカーのギターを40本ほど集める企画を提案、実施し多くのお客様にお喜びいただきました。
また、常に心掛けていることはお客様に最適な楽器を提案する、ということです。接客の際にはお客様のことをよく見て、どのような状況で、何を考えながら楽器を見ていらっしゃるのか、ということを汲み取るように意識しています。結果として提案した楽器をご購入いただいたお客様が、笑顔で帰られる瞬間に一番のやりがいを感じています。
ご購入いただいた後も、ギター初心者のお客様に対しては、メンテナンス方法や演奏方法についてのアドバイスにも力を入れています。購入がゴールではなく、そこからお客様との本当のお付き合いが始まると思っています。
ありがたいことに過去には個人販売実績で日本一を達成することができました。今の目標は自分がいる店舗の売上を日本一にすることです。
また、将来的には新人スタッフに、お客様がついてきてくださるような接客を指導できる立場になれたらと考えています。
※顧客コミュニケーション能力が高く、安定した実績を残したスタッフに与えられる役職
年次に関係なくやりたいことを実現できる
とてもアットホームな環境で、厳しい上下関係もなく、みんな仲良く働いています。自分がやりたいと思った企画や商品の導入についても、入社の年次などには関係なく考えを表明し、実現に向けて動くことができます。私自身も、入社1年目からギターの仕入れを任せてもらい、伸び伸びやらせてもらっていました。もちろん、会社や店舗の方針から大きく外れるような場合には指摘を受けますが、自由に意見できる環境があります。
また、スタッフはそれぞれ得意な楽器を持っているため、さまざまな楽器の知識を深く学ぶこともできます。
子どもと過ごす時間
いま一番の休日の楽しみは、子供と遊ぶことです。
また、楽曲製作やバンド活動は今でも続けています。大学時代にインディーズでレーベル契約まで至ったメンバーとの活動のほかにも、演奏サポートでステージに立っています。
今自分が考えられるなかで楽しいと思う職種を選んでほしいです。仕事の1番のモチベーションになるのは、自分自身がその仕事を楽しめるかどうかだと思います。ぜひ、自分が向かった道を信じて好きな仕事ができるようにがんばってください。