「当社の商品は人」という理念に共感
学生時代はプロを目指すほどバンド活動に打ち込んでいました。しかし、自分の音楽的な能力に限界を感じたことと、父が病気をしたことなども重なって就職の道を選びました。「どうせ働くならば好きな音楽で」と考えて、数社の説明会に参加。その中の一社が島村楽器でした。説明会で、当時の社長(創業者 島村元紹)から「当社の商品は人」という理念を聞き、他の楽器店とは違うなと感じたことが入社の決め手になりました。
スタッフや店長の成長が最大の喜び
現在は関西地区のブロックマネージャーを務めています。ブロックマネージャーの役目は「各店の店長を鍛え、育てること」です。そのため、俯瞰して店舗全体を見渡しながらスタッフや店長にアドバイスを行います。専任店長と併走しながら、店舗を運営しているイメージです。
私自身は入社4年目に新店の店長になりましたが、初の関西勤務、しかも得意分野ではなかったクラシック中心の店舗ということで、初めはずいぶん苦労しました。ですが、知識が豊富なスタッフに支えてもらいながら、どうにか軌道に乗せることができました。その後は店長として異動を経験し、兼任店長として複数店舗を見るように。毎回難しい局面に直面しましたが、チームメンバーと力を合わせ、状況を好転させていきました。ブロックマネージャーとしての一番のやりがいは、スタッフや店長の前向きな変化や成長を実感することです。その成果としてお客様にお褒めの言葉を頂くのは、自分が褒められるより何倍も嬉しいですね。
今後は、各店の店長と併走しつつも、より店長が自分のこだわりや意思を、店舗運営に反映させていけるようになればと考えています。その分、5年後、10年後という中長期的な視点で店舗のあり方を検討し、それを実務に反映させるような動きをするのが目標です。もう一つ、現在担当する店舗はギターが主の店舗が多いのですが、ギターと言えば「東京の楽器店」というイメージが根強いと感じています。担当店舗が、関西地域のギター好きの方にとって「島村楽器があるじゃん」と言ってもらえるような存在になったら嬉しいですね。野望は、関西を日本の音楽文化の中心地にしていくことです(笑)。
意欲と挑戦が報われる
島村楽器では、自分が「やりたい」と考えたことを提案して一定の承認が得られれば、その仕事を任せてもらえます。意欲がある人ほど、驚くくらい色々なことが経験できるはずです。自分で考えて進めていく必要があるため、結果も明確になって返ってきます。日常の仕事の中で、以前はできなかったことが「できるようになった!」と実感できる瞬間も多いと思います。
また、業務を通じて「音楽を楽しむ人を一人でも多く創る」という経営理念を実現していくうえで、人に関心を持てる人、もっと簡単に言えば「人が好き」な人が活躍できる職場だと思います。
休日のビールは格別!
最近は料理にはまっています。休日の昼間に、新調したフライパンで作ったつまみと一緒に飲むビールは最高です。
この日は買い物の途中で一杯。リフレッシュして明日も仕事をがんばります!
まずは、学生生活を後悔のないように楽しむこと。遊びや今でなければできないことを思い切りやってください。何事もそうですが、中途半端なまま時が過ぎると「あの頃は良かった」などと思うようになってしまいます。就職活動については、会社のことを知るという目線で自分が納得できるまで取り組んでほしいです。そして、自分が選んだ企業では「とことんやってやろう!」という気持ちで働いてほしいなと思います。
その先にある企業が島村楽器であればなお幸いです。一緒に働けることを楽しみにしています。