利益の全額を子どもたちへの楽器購入資金に充てる 「楽器アップサイクルプロジェクト」の新製品が登場!廃棄鍵盤をあしらった『ピアノ鍵盤ミラー』を 12月14日(水)より発売開始。
2022年12月14日
島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬 利明、以下 島村楽器)は、2021年12月に活動を開始した「楽器アップサイクルプロジェクト」の新製品である『ピアノ鍵盤ミラー』を、2022年12月14日より島村楽器オンラインストアにて発売いたします。初回販売数は6点。手作業で1点ずつ製作し、順次販売をいたします。
学校、家庭、音楽教室で長年使われるなどして修理不能となった楽器を新しく生まれ変わらせる「楽器アップサイクルプロジェクト」は、これまでサックスのテーブルやクラリネットのスタンドライト、ギターのウォールシェルフなどを製作、提供してきました。
新製品であるピアノ鍵盤ミラーは「サーキュラーエコノミー」を掲げ、木材をアップサイクルした家具・雑貨の販売を行なう「RESTYLE」(愛知県春日井市)との協同プロジェクトです。廃棄楽器の再利用を通じて、地球環境保護に貢献することをコンセプトに製作いたしました。
アコースティックピアノは、家庭や学校などで長年愛用されるため、定期的なメンテナンスが必要となります。その際、劣化などを理由に鍵盤を交換するという修理作業も発生いたします。ピアノ鍵盤ミラーでは、交換時に発生した『使い古しの鍵盤』を使用しています。見た目に問題のない鍵盤も数多くあり、捨てるにはもったいない。そんな想いから再びいのちを吹き込み、ミラーとして生まれ変わらせました。太陽をイメージし、円形の鏡の周囲に白鍵と黒鍵を放射状に交互に取り付けているのが特徴です。ミラーとして使用するのはもちろん、お部屋に飾るオブジェとしても存在感を発揮します。
<製品概要>
ブランド名:RESTYLE
商品名:ピアノ鍵盤ミラー
発売日:2022年12月14日
販売価格:¥72,600(税込)
<お取り扱い>
島村楽器 オンラインストア
※廃棄楽器を使用する特性から、本商品は少量生産となります。
<楽器アップサイクルプロジェクトについて>
アップサイクルとは、単なる素材の再利用ではなく、新たな付加価値を付けて生まれ変わらせることを言います。島村楽器では2013年より、お客様からお預かりした廃棄楽器を点検・修繕し、全国の児童養護施設や東日本大震災で被災した子どもたち、JICA(国際協力機構)を通じて開発途上国の子どもたちに届けてまいりました。
当プロジェクトでは修理不能な廃棄楽器や耐用年数を過ぎた部品などを素材として、提携団体とインテリア製品を製作しています。「upcycle interior(アップサイクル インテリア)」にてテーブル、スタンドライト、「REVERSE MAKER Hi-D(リバースメーカーハイディー)」にてギターのウォールシェルフを製作してまいりました。そして、この度タッグを組んだ「RESTYLE(リスタイル)」にてピアノ鍵盤のミラーを製作・販売いたします。
製作されたインテリアは島村楽器のオンラインストアと一部店舗などで販売し、売上から販売諸経費を除いた利益の全額を寄付金や楽器購入資金にあて、国内外を問わず楽器演奏の機会を得にくい子どもたちに寄贈いたします。
当プロジェクトの詳細は、こちらのページでご覧になれます。
<RESTYLEについて>
廃棄を減らして資源を循環させる"サーキュラーエコノミー"を掲げ、中古家具の買取・販売を行い、修理やリメイクも行う『RESTYLE』。
優れた木工加工の技術を持ち、本来捨てられるはずだった家具の「木材」部分を、家具や雑貨などのインテリア製品にアップサイクルしています 。ピアノの鍵盤をお洒落に取り付け、インテリアとして存在感を発揮するミラーなどを製作するとともに、楽器に使われる木材を再利用するための取り組みを行っています。
<会社概要>
社名 : 島村楽器株式会社
代表者: 代表取締役社長 廣瀬 利明
設立 : 昭和44年3月(創業:昭和37年1月)
売上高: 401億円(2022年2月)
従業員数:2,315名(2022年2月)
URL : www.shimamura.co.jp