【島村楽器調べ】島村楽器従業員に聞く、クリスマスソングに関する意識調査 ~クリスマスに聴きたい&演奏したいを制したのは、世界的ポップソングのあの曲!~

2022年12月09日

  島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬 利明、以下 島村楽器)は、楽器とプレイヤーに詳しい従業員2,315名(有効回答数200名)を対象に【クリ……

 

島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬 利明、以下 島村楽器)は、楽器とプレイヤーに詳しい従業員2,315名(有効回答数200名)を対象に【クリスマスソングに関する意識調査】を実施しました。

今回の意識調査は、クリスマスにまつわる邦楽・洋楽のヒット曲、そしてスタンダード・讃美歌・聖歌まで、幅広いジャンルの中から複数回答で選んでもらい、その回答率でランキングを決定しました。

果たして、注目の集計結果やいかに!?

※今回の調査における邦楽曲と洋楽曲の『クリスマス曲』の定義は、「タイトルがクリスマスに向けたものである、または明確にクリスマスを示唆する歌詞があるもの」としています。

 

【主な調査結果】

■ クリスマスに聴きたいと思うクリスマスソングは?

第1位『恋人たちのクリスマス(マライア・キャリー)』74%

第2位『ラスト・クリスマス(ワム!)』60%

第3位『クリスマス・イブ(山下達郎)』52%

第4位『きよしこの夜(フランツ・クサーヴァー・グルーバー)』49%

第5位『サンタが街にやってくる(フレッド・クーツ)』47%

クリスマスに聴きたいクリスマスソングは、「クリスマスシーズンに聴いて好きになり、思い出がある曲」がランクインするという結果になった。

 

■クリスマスに演奏したいクリスマスソングは?

第1位『恋人たちのクリスマス(マライア・キャリー)』42%                            

第2位『ラスト・クリスマス(ワム!)』28%                                    

第3位『ジングルベル』25%                                           

第4位『戦場のメリークリスマス(坂本龍一)』25%                                

第5位『きよしこの夜(フランツ・クサーヴァー・グルーバー)』20%

クリスマスに演奏したいクリスマスソングは、3位と4位が「聴きたい曲」とは異なる結果に。

第4位『戦場のメリークリスマス(坂本龍一)』はピアノ曲だが、ギターを弾くスタッフにも支持される結果になった。

全体の傾向としては聴き手を意識して「みんなで盛り上がったり、メロディが美しい曲」で選ぶ回答が多かった。

 

《Question 1》クリスマスに聴きたいと思うクリスマスソングは?

(N=200)

注目の「クリスマスに聴きたい曲」の第1位は、マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス(All I Want For Chrismas is You)』。実にスタッフの7割以上から選ばれるという圧倒的な支持を集めました。アッパーでドラマチックな曲調ながら「プレゼントなんていらないわ。私が望むのはたった一つ、あなただけ」という一途な恋心を歌う歌詞と、マライア・キャリーの圧倒的な歌唱力が世界的大ヒットを生みました。この曲を選んだ理由としては「無条件にハッピーな気持ちになれる!」「テンションが上がる」「楽しそうな雰囲気のミュージックビデオが好きで、音楽もとってもわくわくするものになっているから」とどの年代からも非常に愛されている様子がうかがえます。

続く第2位は、イギリスのポップデュオ「ワム!」が1984年にリリースした『ラストクリスマス(Last Christmas)』。『恋人たちのクリスマス』と並び、クリスマスシーズンには、多くの場所で流れており、「リズムやメロディーが好き」「クリスマスといえばこの曲」「少し哀愁の感じるメロディーが印象深い」といった回答や、学生時代に英語の授業でこの曲を歌ったという意見も複数ありました。テンポがよい曲調で、ジョージ・マイケルのセクシーな歌声が幅広い人気の理由にもなっていますが、実はこの曲が“去って行った恋人への苦い思いを歌った失恋ソング”だと知らずに聴いている人も多いかも!?

第3位は、山下達郎さんの名曲『クリスマス・イヴ』がランクイン。選んだ理由として「当時のCM が印象的だった」、「幼少期からテレビで流れているクリスマスソングと言えばこれだった」といった声に挙がったように、1980年代後半にCMソングに起用されたことで浸透し、邦楽のクリスマスソングとして不動の地位を築きました。また、近年のシティポップブームも手伝ってか、20代のスタッフからも多く選ばれており、世代を超えたクリスマス曲としてスタンダード化している事実を改めて証明しました。

4 位以降は、『きよしこの夜』『サンタが街にやってくる』『ジングルベル』『赤鼻のトナカイ』と、王道のクリスマスソングが続きました。いずれも理由に多かったのが、「子どものころから聞き馴染みがある」という声や、「子どもが大好きだから」といった声でした。やはり小さいころから慣れ親しんだ曲は強いですね! 全体を通して「クリスマスシーズンによく聴く機会があり、それがきっかけで好きになった曲」がランクインという結果になりました。

 

《Question 2》クリスマスに演奏したい曲は?

(N=200)

「クリスマスに演奏してみたい曲」のランキングでも、『恋人たちのクリスマス(All I Want For Chrismas is You)』が1位、『ラスト・クリスマス(Last Christmas)』が2位と、「クリスマスに聴きたい曲」と同じくワンツーフィニッシュの結果となりました。理由として圧倒的に多かったのは「誰もが知っている曲」で「絶対に盛り上がれる曲だから」という聴き手を意識した演奏する目線ならではの声で、盛り上がってみんなが楽しめるという点では「聴きたい曲」ともリンクする納得の結果となりました。

第3位は、聴きたい曲のランクとは異なり、『ジングルベル』がランクインしました。こちらは「子どもでも演奏できる」や「子どもと一緒に演奏したい」という声が多く、親子で楽しむイベントが多いクリスマスならではの選曲かもしれません。「ハンドベルで演奏してみたい!」という声が多かったのも『ジングルベル』ならではの結果だったのではないでしょうか。

4位以下も、「クリスマスに聴きたい曲」の結果とは、それぞれの曲の順位が大きく異なっており、B’zの『いつかのメリークリスマス』が新たにランクインし、3位だった山下達郎さんの『クリスマス・イヴ』が10位となるという結果になりました。

そんな中でも、特筆すべきなのが4位にランクインした坂本龍一さんのピアノ曲である『戦場のメリークリスマス』。「美しい曲なのでピアノで弾いてみたい」「ピアノで弾くと映えるから」といった意見が多かったですが、ギタリスト押尾コータローさんによるギターアレンジ版の演奏も人気が高く、ギターを弾くスタッフから「押尾コータローさんのギターバージョンで弾いてみたい!」、「押尾コータローさんによるこの曲のアレンジは日本のソロギターに革命をもたらしました!」といった声も上がり、ピアノを弾くスタッフ以外にも演奏したい人がいるという興味深い傾向があります。

このように「演奏したい曲」と「聴きたい曲」の順位は異なるという傾向が見られるという結果になりました。

 

■調査概要

・実施期間 : 2022年11⽉17⽇~11⽉28⽇

・対象 : 島村楽器株式会社 従業員(アルバイト含む)2,315名

・有効回答数 : 200名

・調査手法 : インターネット調査

※本調査結果をご使用される際は、「島村楽器調べ」とご記載ください。

島村楽器株式会社について

島村楽器は「音楽の楽しさを提供し、音楽を楽しむ人を一人でも多く創る」という経営理念のもと、全国39都道府県に170以上の楽器販売店舗・音楽教室を展開する、国内最大の総合楽器店(※)です。※引用元:The Music Trades誌「Top Global Dealers Report」

事業領域として「楽器プレイヤーのトータルサポート」を掲げ、楽器販売と音楽教室の2事業を主軸としながら、長く演奏していると必要になる楽器修理、体験や演奏発表の場としてのイベント・コンサートの企画・実施、気兼ねなく練習できるスタジオ運営も行っています。

 

 

企業サイト:https://www.shimamura.co.jp/ 

会社概要

社名 : 島村楽器株式会社

代表者: 代表取締役社長 廣瀬 利明

設立 : 昭和44年3月(創業:昭和37年1月)

売上高: 401億円(2022年2月)

従業員数:2,315名(2022年2月)

URL  : www.shimamura.co.jp