間伐材を使用したミニ三線を 『Evergreen Project』に追加 10月13日(土)発売
2018年10月10日
島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬利明)は、環境・社会に役に立つCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、CO2排出や木材資源消費などの環境負荷がかかりにくい素材で作られた楽器の流通を促進し、売上の一部を公益社団法人 国土緑化推進機構が主導する「緑の募金」に寄付する活動『Evergreen Project(エバーグリーンプロジェクト)』を、2018年9月16日(日)からスタートしました。対象商品であるリコーダー、鍵盤ハーモニカ、オカリナ、おもちゃの楽器に加えて、今回は間伐材とリサイクル材を使用して製作された入門者向けのミニ三線『三絃司きくおか 小じゃみ三線』を10月13日(土)より発売いたします。
平成15年に葛飾区伝統工芸士に認定、さらに平成26年には東京都優秀技能者(東京マイスター)を受賞した河野公昭氏が店主を務める三味線専門工房「三絃司きくおか」の熟練した職人によって手作りされるこの小じゃみ三線は、日本の伝統技術・文化を守りながらも、世界に三味線文化と沖縄の歌と日本の歴史の発信に力を入れている彼らの想いに沿い、初心者にも取扱いやすく訪日外国人旅行者にも気軽に手に取っていただけるようにと、旅客機の機内持ち込みが可能なコンパクトサイズにしました。
主な材料には、森林の密集化を防ぐために間引かれた多摩地区のヒノキの間伐材が使用され、表チーガ(音響膜)には、原料に木材パルプを使用しない、ポリプロピレンを主原料とするフィルム法合成紙「ユポ」を採用し、葛飾北斎の名所浮世絵揃物『富嶽三十六景』で有名な「凱風快晴(通称:赤富士)」をプリントしました。裏チーガには、合板や製材の残材、梱包材、建築解体材など木質系廃棄物をチップとして再生したリサイクル材のMDFを採用しています。
価格は11,000円(税抜)。島村楽器の一部店舗(※)と島村楽器オンラインストアにてお買い求めいただけます。集まった寄付金は国内外での森林保護活動に使われます。
※ 札幌ステラプレイス店/けやきウォーク前橋店/新宿PePe店/イオンモール成田店/イオンモール幕張新都心店/ラゾーナ川崎店/横浜ビブレ店/ららぽーと横浜店/浦和パルコ店/イオンレイクタウン店/イオンモール岡崎店/イオンモール大高店/梅田ロフト店/ららぽーとエキスポシティ店/りんくうプレミアムアウトレット店/ビブレ三宮店/JR博多シティアミュプラザ店/鹿児島アミュプラザ店
■オンラインストア商品紹介ページ http://store.shimamura.co.jp/shop/g/gmt0072972/
Evergreen Projectについて
概要:楽器の資源に目を向けたCSR活動
・エコロジーをテーマに対象商品を展開していきます
・売上の一部を「緑の募金」に寄付し、国内外の森林保護に役立てます
コンセプト:”時を経ても色褪せない名曲”のように、継続的な展開を目指します
◆Evergreen Projectページ
◆Evergreen Projectプロモーションムービー
緑の募金について
実施団体:農林水産省 公益社団法人 国土緑化推進機構
実績:平成28年 募金総額/22億・苗の植付・配布本数:290万本
森林の整備面積:2,750ha・参加人数:213万人・緑の募金交付先件数(団体数):1万
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製品仕様
サイズ 幅:150mm×高さ:700mm×奥行き:38mm
重量 約350g
デザイン 赤富士
素材 ひのき、ユポ紙(R)
※「ユポ」 は、(株)ユポ・コーポレーションの登録商標です。
産地 日本
付属 専用スタンド、富士山型バチ、取扱説明書(調弦方法の説明を含む)