音楽教室だより
美しい旋律と奥深さをピアノで表現するブルーローズの舞台
皆様こんにちは!島村楽器 音楽教室統括課の高瀬(たかせ)です。
5月にスタートしたこの「ユアステだより」も早いもので9回目を迎え、今回を含めて残りあと2回となりました。ご覧いただいている皆様、ありがとうございます!
Part.9では、ラゾーナ川崎店からピアノで出演される石原さんの現在の様子をご紹介いたします。本番が近づいている中での練習内容や演奏曲への想いなどをお伺いしました。ぜひお楽しみください。
写真左から:インストラクター 丹羽/石原さん/ラゾーナ川崎店スタッフ 東海林
出演者紹介
- お通いの店舗:ラゾーナ川崎店
- 会員様:石原さん(50代)
- ご出演楽器:ピアノ
- レッスン歴:5年
- 取材日:2021年6月27日(日)
YOUR STAGEは紅白歌合戦のようなもの
丹羽(島村楽器 ラゾーナ川崎店 ピアノインストラクター):石原さんは今回で3回目のYOUR STAGEですね!出演を決めた理由を教えてください。
石原さん(島村楽器の音楽教室 サロン会員様):YOUR STAGEには「可能であれば毎回出たい!」と思っているので、今年も応募しました。私にとってYOUR STAGEは1年のなかで一番の大きなイベントで、紅白歌合戦のようなものなんです。
自分とピアノだけの世界に
丹羽:過去に出演されたなかで、特に印象に残っていることはありますか?
石原さん:ベートーヴェンのソナタ「悲愴」第2楽章を演奏した2回目のYOUR STAGEが、特別に楽しくて気持ちが良かったです。ものすごく緊張していたんですけど、弾き始めて8小節で心が落ち着いてきて、自分とピアノだけの世界に浸ることができた気がしました!
練習は苦手な箇所を念入りに
丹羽:いよいよ本番まであと1か月を切りましたね(取材時)。現在はどんな練習をされているのですか?
石原さん:レッスンではハノンで指慣らしをしてから、YOUR STAGEで演奏するショパンの「雨だれ」の最終調整をしています。自分自身の持つ曲のイメージや解釈をもとに、強弱やテンポの揺らし方といった表現の部分を重点的に、そして1音1音の音色や響きにこだわって仕上げているところです。自宅では苦手な箇所をひたすら片手ずつ、特に左手の音を念入りに練習しています。
人生の経験が音に現れ出る曲
丹羽:熱心に取り組まれていて素晴らしいです!「雨だれ」を選曲した理由や、特に好きな部分をお聞かせください。
石原さん:美しい旋律が大好きで選びました。この曲は過去に何度か弾いているのですが、その時々において自分の演奏が変わるので、「人生の経験が音に現れ出る曲だな」と奥深さを感じていますし、チャレンジしがいのある曲だと思っています。本番で皆さんに一番聴いてほしいところは、激しい中間部分を経て安らぎが戻ってくる後半部分ですね。音数が少ないので表現が難しいですが、本当に美しくて。空に虹が架かっているイメージで弾いています。
憧れの場所と憧れのピアノを楽しみたい
丹羽:本番に向けての現在のお気持ちや意気込みなどをお願いします。
石原さん:みんなの憧れのサントリーホールブルーローズで、それもスタインウェイのフルコン(フルコンサートグランド)で演奏できる機会なので、存分に楽しみたいです。本番では他のことを全て忘れて演奏を楽しめるように、練習を頑張ります!
担当インストラクターより応援メッセージ
丹羽:ご出演おめでとうございます!聴いている方々に、石原さんの持つ素敵な世界観が伝わりますように!なにより石原さん自身が心から楽しんで演奏できるよう祈っています!
ラゾーナ川崎店スタッフより応援メッセージ
東海林(島村楽器 ラゾーナ川崎店スタッフ):YOUR STAGEご出演おめでとうございます!今回も素敵な演奏ができますように!ラゾーナ川崎店スタッフ一同応援しています!