YUIさんの「TOKYO」
コードをひとつずつ覚えながら、一曲弾ききることを目標に毎日練習しました。そのうちコードも覚え自然と押さえられるようになりました。
元の雰囲気などは大切に、唄や演奏は出てくるままに…寄りすぎず、でも離れすぎずを意識しながらが丁度いいかもしれません。
ひたすら試行錯誤の日々…そのあとの当日、本番はとにかく思い切り楽しんで、思うがまま、自分だけの音を響かせて下さい!
小学生の頃から、父親の影響で、70年~80年代のブルース・パンク・ロックを中心とした洋楽・邦楽を聴いて育つ。
ピアノを習っていたのだが、中学入学と同時に軽音楽部に所属。ガールズバンドを組み活動する。まずは自宅にあった父親のエレキギターを借り、リードギターを担当。曲により、リードVocalも担当。
中学卒業直前のある日、手に入れたばかりのアコースティックギターを手に、“もやもやした気持ちのやり場がなくて、衝動的に作った”という初オリジナル曲(作詞、作曲)『だからさ』が完成。
進学した高校には軽音楽部がなかった為、1年生(15歳)の夏頃から、「もっと音楽を真剣に演りたい!」という想いは強くなり、ギターと歌のレッスンを始める。
創作活動も本格的に始めるなか、中学生の時のガールズバンドの経験しかない自分に危機感を感じ、「もっとたくさんの人に私の歌を聴いてもらうための修業が必要だ」と、新宿、大宮、池袋、渋谷などで、ストリートライブを行う。
高校2年生(16歳)の春、“もがくだけの毎日を送っている自分を変えたかった”という想いで、「Treasure Hunt〜ビーイングオーディション2012〜」に、“詩織”の名前で応募。
6月24日の最終審査で、オリジナル曲『だからさ』、椎名林檎『丸の内サディスティック』を弾き語りで演奏し、グランプリ獲得。「歌声に心を鷲掴みにされた」と審査員から絶賛を浴びた。