たくさん練習をしてついに迎えた演奏会やコンサート。せっかくなら舞台映えするかわいいヘアアレンジでのぞみたいけれど、直前まで練習やリハーサルなどがあり美容院でヘアセットしてもらう時間はないし、自分でやるにも難しくて手の込んだヘアスタイルにはできない…なんてお悩みありませんか?
そこで、誰でも簡単にできるセルフヘアアレンジを、SNSで人気のmoeさんに教えてもらいました!
今回は、ショート・ミディアム・ロングと髪の長さ別に“10分以内”でできるヘアアレンジ方法をご紹介します。
セルフアレンジとは思えないほど華やか&演奏していても邪魔にならず崩れにくいヘアアレンジを参考にして、とびきりかわいい髪型で演奏会に挑みましょう♪
教えてくれるのはこの方
moeさん
セルフヘアアレンジ動画をInstagramで発信するネイリスト。誰でも真似できる手軽さとアレンジのかわいさで多くの支持を集め、フォロワーは6.7万人を誇る。
■Instagram:@__m.hair__
【ショート~ボブヘア向け】たったの5分でスッキリ&華やか♪ 「くるりんぱアレンジ」
ショート~ボブヘア向けの「くるりんぱアレンジ」は、髪が短く普段ヘアアレンジをしない方でも、前髪のアレンジだけで顔まわりをパッと明るく華やかにしてくれるため、演奏会にぴったりなんです。
所要時間が5分というのもうれしいポイント♪ ピアノの発表会では客席側にアレンジをするのがおすすめです!
【必要なアイテム】ヘアワックス、ヘアオイル、ヘアゴム、ヘアアクセサリー(ヘアピン)
今回すべてのアレンジでmoeさんが使用しているヘアワックス・ヘアオイルはこちら。
ベビーオイルをヘアオイルとして使っています。使用量は髪の長さや量に合わせて調節してください。
- 適量のヘアワックス、ヘアオイルを手のひらで1:2くらいの割合で混ぜ、髪全体にしっかりなじませます。
- 前髪を8:2に分け、8の分け目側の毛束を5cmほど取り、ゴムで結びます。
- 取った毛束をくるりんぱ※して毛先を左右に引っ張ります。くるりんぱした部分の髪の毛を少し引き出します。(a)
※結んだ髪の毛の真ん中を開き、上から下へ毛束をくるっと入れ込むこと - aの毛束の上でbの毛束を結び、くるりんぱします。耳の横あたりまで連なるように何回か繰り返します(b.c.d)。
くるりんぱをするたびに髪の毛を引き出し、下の毛束のゴムを押し込んで隠すときれいな仕上がりになります。 - ヘアアクセサリー(ヘアピンなど)をつけて完成。
くるりんぱから髪の毛を引き出す際は、結び目を押さえながら少しずつ引き出すのが失敗しないコツです。立体感とほどよい抜け感を演出できます。 くるりんぱした後、ゴムをしっかり押し込まないと崩れやすくなってしまうので、毛先をキュッと左右に引っ張り、固定してください。 顔まわりの毛を少し残すと、さりげなく小顔効果もかなえてくれて◎。
【ミディアムヘア向け】まとめ髪で上品に♪ 「シニヨンアレンジ」
ミディアムヘア向けの「シニヨンアレンジ」は、ヘアサロンでセットしたような立体的でかわいいまとめ髪が10分ほどで完成します。首まわりがスッキリするのでドレスやアクセサリーとの相性も◎。揺れても崩れにくいので、動きの大きいヴァイオリンなどの演奏におすすめのアレンジです!
【必要なアイテム】ヘアワックス、ヘアオイル、ヘアゴム、ヘアアクセサリー(バレッタ)
- 適量のヘアワックス、ヘアオイルを手のひらで1:2くらいの割合で混ぜ、トップから毛先まで髪全体にしっかりなじませます。
- ハーフアップにします。(a)
- aの毛束の下2cmほどの髪の毛を取り、aの毛束の上で結んでくるりんぱ※します。(b)
※結んだ髪の毛の真ん中を開き、上から下へ毛束をくるっと入れ込むこと - さらに残った髪の毛を取り、a.bの上で結んでくるりんぱをします。(c)
5. くるりんぱした部分の髪の毛を少しずつ引き出し、立体感を出します。
6. 毛束をきつめの三つ編みにし、毛先をゴムで結びます。
7. 三つ編みを下から上に丸めてお団子を作り、ゴムとピンで固定させます。
8. ヘアアクセサリー(バレッタ)をつけて完成。
くるりんぱの部分だけでなく、トップの髪も引き出すと、立体感や抜け感がよりアップします。
くるりんぱした後、ゴムをしっかり押し込まないと崩れやすくなってしまうので、毛先をキュッと左右に引っ張り固定してください。三つ編みがゆるいと、お団子にしたときに毛先が飛び出したり、崩れやすくなったりするのできつめにすると◎。
【ロングヘア向け】プリンセスのようにかわいい♪ 「編みおろしアレンジ」
ロングヘア向けの「編みおろしアレンジ」は、くるりんぱと三つ編みを組み合わせるだけで、演奏会のドレスにも映えるスタイルをかなえます。華やかなのに、10分程で簡単にできるのも魅力♪ どの角度から見ても華やかなので、オーケストラの中で演奏しても一際目を引きそうです!
【必要なアイテム】ヘアワックス、ヘアオイル、ヘアゴム、ヘアアクセサリー(ヘアカフ)、ストレートアイロン
- 適量のヘアワックス、ヘアオイルを手のひらで1:2くらいの割合で混ぜ、トップから毛先まで髪全体にしっかりなじませます。
- ハチのあたりまでの毛を取ってゴムで結び、くるりんぱ※をします。くるりんぱした部分の髪の毛を少しずつ引き出し、立体感を出します。(a)
※結んだ髪の毛の真ん中を開き、上から下へ毛束をくるっと入れ込むこと - 耳の横あたりまでの毛を取り、aの毛束の上でゴムを結びくるりんぱをします。2と同様に髪の毛を少しずつ引き出します。(b)
4. 残りの毛をきつく三つ編みし、毛先を長めに残しゴムで結びます。三つ編み部分の毛をつまむように引き出します。
5. 毛先をストレートアイロンでくるっと巻き、ヘアアクセサリー(ヘアカフ)をゴムの部分につけて完成。
ハーフアップは量を多く取りすぎないようにすると、後の工程のくるりんぱや三つ編みにもボリュームが出て◎。
くるりんぱの部分だけでなく、トップや分け目の髪も引き出すと、立体感や抜け感がよりアップします。
三つ編みがゆるいと毛先が飛び出したり、崩れやすくなったりするのできつめに編むと◎。
三つ編みの毛を引き出すときに重要なのは下の方から細く取ること。太く引き出すとたるんで見えたり、崩れやすくなる原因にも。
より華やかに♪ パールモチーフのヘアアクセがおすすめ
今回使用したヘアアクセサリーはどれもパールモチーフのもの。上品かつクラシカルなのに華やかさもあるので、演奏会にぴったりです♪
ヘアアクセサリー次第で同じヘアスタイルも雰囲気が変わるので、気分やドレスに合わせて楽しんでみてください。
今回は、簡単なのに崩れにくく、演奏会にぴったりなかわいいセルフヘアアレンジをご紹介しました。演奏会はもちろん、いつもの服装でも楽しめるので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
文・取材・構成/vivace
「本番に向けて、整える」特集について
たくさん練習をしてついに迎えるライブや発表会!本番に向けて、演奏スキル以外の準備もしてみては?大事な場面で緊張しない方法、演奏に効果がある筋トレ、ちょっとした身だしなみなど、あなたの演奏をさらに良くするヒントがきっと見つかるはず。