Happy Jam編集部のウサミです!
今回は、以前お届けした
の記事の後編をお届けしますよ~!
(まだご覧になっていない方はぜひこちらの記事からご覧ください♪)
前回はギターを使い屋上での撮影をしましたが、今回はウクレレを使った河川敷での撮影バージョンでお届けします!
そして今回もカメラマンのTAISHOさんによるオシャレに撮るテクニックが満載なのでお楽しみに!
ではまいりましょう~!
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スマホを使って素敵な
「楽器映え写真」を撮ってみよう!
前回のあらすじ
「楽器と一緒にオシャレな写真が撮りたい!!」
そんな写真が気軽に撮れたらどんなに素敵だろうか…!そう思った編集部ウサミは居ても立っても居られずプロのカメラマンであるTAISHOさんに助けを求める。
そしてTAISHOさんの見事なテクニックで写真がみるみるうちに生まれ変わり、
誰でもオシャレに楽器映え写真が撮れるコツを身につけつつあるのであった…
ご協力いただいたカメラマン
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森田大翔(TAISHO)
1992年1月生まれ/福岡県出身/東京都在住
中学生のときに写真に目覚め、高校卒業後写真の道で独立。
現在はファッション写真を中心に撮影し、BMW Japanの広告撮影や東急ホテルのSNSクリエイティブなど国内外にて様々な撮影を行う。
【受賞歴】 “The new generation digital photo contest 2013” 最優秀賞受賞
【ウクレレを使った河川敷での撮影】
ー続いて編集部一行がやってきたのは、我々が働くビルの近くにある河川敷。
青々とした芝生と透き通るような川のせせらぎが楽しめる、私達編集部スタッフもよく訪れる人気スポットです♪
今回はこちらのロケーションに満場一致で決まりました!
編集部ウサミ
さあ、続いて河川敷に到着しました!
風がゴウゴウと音を立てていて、気持ち良いですね~!(この日は強風レベルで風が吹いていました笑)
色々な楽器で映える写真に挑戦してみたいので、ここでは楽器もウクレレにチェンジして臨んでみましょう!
TAISHOさん
そうですね!ではウクレレを使った素敵なお写真撮っていきましょう♪
ではまず編集部スタッフさんよろしくお願いいたします!
編集部スタッフによる撮影はこんな感じ
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前回順光を覚えた皆さんはもうお気づきですね?(笑)
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編集部ウサミ
おお~まさに逆光の鑑のような写真が撮れましたね。
太陽が写っているのはなんだか神秘的な感じがしなくもないですが、太陽は明るいのに全体的に暗いですしスカイツリーの写り方も微妙な感じで、なんというかカオスな写真ですね…(笑)
TAISHOさん
そうですねぇ、太陽をあえて写したいのであればまた意味合いは変わってきますが、
今回の被写体は「楽器とウサミさん」なので、そこを活かして映える撮り方をするのがベターかと思います!
プロカメラマンが撮るとこんな感じ
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編集部ウサミ
…え?いやっ…えぇ~~!?!?ただただ感動しかないです…(笑)
何が起こったんですか?私ただ座ってウクレレを弾いていただけなんですが!?
本当に編集部スタッフと同じ携帯使いました!?(いまだに疑っているウサミ)
TAISHOさん
同じ携帯ですよ(笑)ほらね!(カメラロールをウサミに見せる)
編集部ウサミ
そ、そうですよね、すみません(笑)
いま思うと、編集部スタッフがTAISHOさんに同じ携帯を渡すところも見てました(笑)
それでも疑いたくなるくらい写真のクオリティが素晴らしいのですが、
こんな写真、私達でも撮ることができるんですか??
TAISHOさん
できますよ!ご安心ください!
大事なのは、こちらのポイントです!
ポイント③(前回からの続き)
「被写体をただ写す」のではなく「どうやって被写体を活かすのか」
を考えて写真を撮ることでクオリティがグッと変わる!
編集部ウサミ
どうやって被写体を活かすのか…なるほど!写真を撮るときにそこを考えられるかどうかでこんなにも差が出てくるんですね!
TAISHOさん
そのとおり!ではひとつずつ確認していきましょう。
まずはどちらの写真も前回の記事でご紹介した内容と同じく光を取り入れて撮影をしています。
なので色彩もよく明るく写りましたね。そしてこの日はやはり風がとても強かったので髪をまとめていただき、顔にかからないように意識して撮影をしました。
ここからは前回と少し異なりますが、左の写真はウサミさんより上の方向から、右の写真はウサミさんより下の方向から写真を撮っているのが分かりますか?
編集部ウサミ
そうですね!私も気づきました!
前回は「同じ目線の高さで撮ると良い」と教わりましたが、今回のように上からと下からで撮ることで、
私とウクレレがメインだというのがきちんと伝わり、とても良い写真になっています!すごいです!!
TAISHOさん
いいですね!ウサミさんの言う通りですよ!素晴らしい!
撮りたい対象の人と同じ目線の高さで写真を撮るのもコツのひとつですが、あえて上からと下からで撮るのもコツなんです!要は撮りたい物や人が「一番映えるポイント」を探すということですね。
その上でその被写体がどうやったら活きるのかを考えます。
例えば左の写真なら芝生だけを背景にすることでウサミさんとウクレレとのコントラストがはっきりしますし、
右の写真なら地面から見上げるように撮ることで画角が広がり、まるでウサミさんと一緒にウクレレを弾いているかのような臨場感のある写真が撮れましたね。
編集部ウサミ
素敵です!!写真を撮る対象となる人や物のことをそこまでしっかり考えて、一番その被写体が生き生きと輝く瞬間を撮っていただけていたなんて…
まさに写真って思いやりの結晶なんですね。私、とても感動いたしました!!(感涙)
TAISHOさん
思いやりの結晶ですか!良い言葉ですね。
そう言っていただけて嬉しいですよ。
ぜひウサミさんもこれから思いやりのある写真をたくさん撮ってくださいね♪
では最後に川沿いで写真を撮ってみましょう!
読者の皆さんも、今までのポイントを踏まえた上で写真をチェックしてみてくださいね。
編集部スタッフによる撮影はこんな感じ
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編集部ウサミ
これは数枚連写をしてもらって、あっという間に撮影が終わった写真ですね…
私には分かります…この写真、決定的に思いやりが足りませんね!!(笑)
プロカメラマンが撮るとこんな感じ
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編集部ウサミ
わああ…素敵すぎませんか?もはやウクレレアーティストのように見えてきましたよ!
この日は強風でしたが、この髪のなびき方すら写真の味わいになっています!
TAISHOさん
良い写真になりましたね。今回もいままでのポイントを押さえながら撮影しています。
光を取り入れ、目線の高さを合わせ、一番ウサミさんと楽器を活かせる構図にしました。
寄り(※)でバストアップ撮影することで被写体を際立たせるとともに、背景をぼかすことで
より写真にメリハリがつくようにしました。
近い位置で撮影をするときは中途半端な距離だと何をメインで撮りたいのか意図が分かりにくくなりやすいので、
少し寄りすぎかな?くらいの方が良い写真を撮れることがありますよ!
その際、ピントは必ず合う距離で撮ってくださいね!
※寄り…被写体に対して近づいて撮った写真のこと。逆に、離れて撮った写真は「引きの写真」という
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ポイント④
寄りの写真を撮るときは、中途半端な距離感にならないように気をつけよう!
さらに背景をぼかして撮ると立体感がアップ!
ウクレレを使った河川敷での撮影まとめ
・「被写体をただ写す」のではなく「どうやって被写体を活かすのか」を考えて写真を撮ることでクオリティがグッと変わる!
・寄りの写真を撮るときは、中途半端な距離感にならないように気をつけよう!
さらに背景をぼかして撮ると立体感がアップ!
~TAISHOさんいわく、以上の撮影ポイントは楽器だけでなく、「普段写真を撮るときにも使えますよ」とのことでした!~
番外編ショットのご紹介
1.小道具を使ってその瞬間を際立たせた写真
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こちらは念のため!と思い、私ウサミが準備をしておいたシャボン玉。
TAISHOさんに「これを使ってなにか良い写真は撮れませんか?」とお願いすると笑いながらも承諾してくれました♪
スタッフがシャボン玉を作りつつ、その瞬間を逃さぬようにパシャリ!と撮れたのがこの1枚です。
とっても楽しく、写真もかわいらしくなるので皆さんも小道具を使ってみてはいかがでしょうか。
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2.あえて被写体以外のもの越しから撮影をすることで雰囲気がガラリと変わる、テクニック満載の1枚
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続いてはこちら。撮影中、いきなり近くにあったススキの影から写真を撮り始めたTAISHOさん。
そのときは何をしているんだろう?と不思議だったのですが、後から完成した写真を見てビックリ!!
あえてススキにピントを合わせて撮ることで、写真の世界観がグッと変わりましたよね!
そして後ろにいる私がかえって際立つという、ただただセンスしか感じない1枚となりました。
今後植物を見つけたらあえて植物越しに撮影をして、ハイセンスな写真を撮ってみようと思います!(笑)
おわりに
前編・後編と2回に分けて”楽器を使った映える写真”にチャレンジする記事を掲載いたしました。
読んでくださった皆さん、いかがでしたでしょうか?
今回の記事を通じて教わったポイントを日頃から実践して思いやりのある写真撮影を心がけ、
そして腕を磨き、最高の楽器映え写真を撮ってみてくださいね♪