Ovaltone -鵺-NUE DEVICE BIANCO
¥5,940税込
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Ovaltone OVALIZED SCREAMER-9
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エレクトリックギター、ベースのモディファイとしてトーンコンデンサを交換することは広く知られている方法です。その中でもヴィンテージのコンデンサへの交換は音色を劇的に変化させる物もあり、最もポピュラーな選択の一つではないでしょうか。
ヴィンテージコンデンサはその構造にもよりますが、経年変化によってラベルが示す値とは大きく異なる値になっている事がほとんどで、それどころか色々な要素が入り混じり、回路要素としてコンデンサの役割だけにとどまらない状態になってしまっているものも存在します。
ではその経年変化したコンデンサは楽器の音として良くないものなのでしょうか?
当時のそのままの再現という観点から考えると、経年変化は好ましいものではありません。しかし現在の経年変化を伴った状態のヴィンテージコンデンサだからこその音色も存在します。プロのミュージシャンやリペアマンの中にはそういったヴィンテージコンデンサのコレクターが少なくありません。
膨大なストックの中からスペックや時代考証にとらわれず、プロが純粋に耳で選び出した無銘のヴィンテージコンデンサを私自身幸運にも体験する機会があり、その音色や反応に衝撃を受けました。トーンを全開にした時の音色も、絞っていった時の変化の仕方も、絞ってもピッキングがニュアンスを失わない様等、今までのトーンコンデンサに対するイメージが全く変わってしまいました。
謎を解明するべく様々な計測をしてみると、もはやコンデンサと呼んで良いものかと思うくらい他の回路的要素が経年変化により発生していました。
-鵺- NUE DEVICEはその計測結果をもとに、現代のパーツを複数組み合わせ、複雑に絡み合ったヴィンテージコンデンサの劣化特性を、サーキットとして再現し、メタルシェル内にパッキングした、トーンコンデンサと同じように使用可能なギターインナーサーキットデバイスです。ギターに搭載するパッシブエフェクターと言い換えても良いかもしれません。
名前の「鵺」は、複数からなるというところと、単にコンデンサではないという謎めいたところから空想上の妖怪をあらわす言葉「鵺」を採用しました。
NUE DEVICEに値は存在しません。その代わり3タイプの音色のバリエーションをご用意しました。どのモデルも絞った音も実用的な音になっております。
BIANCO
3モデルの中で最もブライトでハイスピードなモデルです。ハイエンドなギター等で生鳴りの良さを活かしたい時におすすめです。音の輪郭も立つサウンドです。
WARM GEAR 2 はブーストノブを下げた状態での暖かな音を基調としながら、ブーストノブを上げるにしたがってミドルからトレブルへとピークを変化させつつフォーカスしたパンチのあるナローレンジブーストを得ることが可能なブーストペダルです。
前段、後段どちらでの使用にも適し、ブーストノブで音色を作りマスターボリュームを下げることで音量を上げずにフィルター的に使用することも可能です。
ボディーサイドのプッシュ-プッシュスイッチは押し込むことで高域にかかっているフィルターを1段階弱めることが出来ます。プリブーストでより自然な高域が欲しい時や、ポストブーストで高域を削り過ぎないセッティングをしたい時に効果的です。
ミニサイズながら通常ラインナップと同じく、設計から調整、部品の基板への実装から組み込みまでOvaltone工房にて行われています。
TSの周波数レンジの範囲を逸脱せずに、ダイナミックレンジ方向のクリアさと立体感を拡大したModです。
DRIVEの下限を引き下げ、クリーン〜ローゲインクランチを得意とします。ブースト用途でもコシのあるタイトなサウンドに仕上げます。
TONEの効きは緩やかに、アタックのスピード感を損ねないチューニングとなります。
バッファードバイパスにおいてもモディファイがなされており、煌びやかでワイドレンジかつ奥行きのあるサウンドになっています。